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給与交渉のコツ

●適正年収を知る●


転職を決めるにあたって、多くの場合に気になるのが、転職後の年収がどうなるかという点ではないでしょうか。いくら希望の職種につけても、収入が大幅ダウンするのでは、転職の意味がないと考えることができる以上、現在の自分のキャリアが、世間一般的にはどの程度のポジションにあり、転職した場合にどのくらい年収の増減があるのかを、ある程度、客観的に把握してからでなくては、転職によるメリット、デメリットを具体的に把握することができないといえます。したがって、現在の自身の市場価値を、自身のキャリアの棚卸しによって、具体的に知るという作業をすべきこととなります。現在では、人材紹介会社のHPなどで、簡単に適正年収を調べられるサービスもあるので、これで、だいたいの額を調べてみるとよいでしょう。さらに、キャリアコンサルタントに相談する場合には、職歴や実績、資格などを詳細に記したキャリアシートを完成させ、希望する業界において、どのような評価を受けるか、アドバイスを受けてみるとよいでしょう。まずは適正年収を知ることによって、自身のキャリアを客観的に認識することが大切であるといえます。


    ●希望給与の伝え方●


    転職後の給与は、多くの転職希望者にとって、最大関心事のひとつであるといえますが、企業側採用担当者との面接において、いきなり給与についての話を切り出すことは、決して得策とはいえません。企業としては、面接において要求される仕事に応えられる能力があるか否かを知りたいのであって、いきなり待遇面の話をすると、仕事内容は二の次に考えていると取られることもあり、採否にかかわってきます。したがって、面接においては、転職後、どういったキャリアプランを立てたいのかといった実質的な仕事内容についての話を前提とすべきこととなります。とはいえ、転職後のトラブル回避という観点からは給与など待遇面の交渉も重要。また、待遇面で条件に合わない企業の面接を受けることは、企業、転職希望者の双方にとって、時間の浪費ということができます。この点、人材紹介会社を利用する場合には、キャリアプランとともに希望給与についても最初の段階で伝えておけば、キャリアコンサルタントが、そもそも条件に合わない企業をはじいて案件の紹介をしてくれることとなるため、転職希望者にとって、無駄な労力やストレスを省くことができるといえます。ただし、この場合にも、仕事への熱意を伝えるという観点からは、待遇面の話から切り出すべきではなく、まずは仕事内容などキャリアプランについての話をベースとして、希望給与を伝えるようにすべきでしょう。

    ●給与交渉で有利に立つには?●


    人材紹介会社を利用する場合、給与交渉はキャリアコンサルタントが代行することとなるため、転職希望者は直接に企業採用担当者に対して、給与交渉をおこなうストレスから解放されることになります。したがって、給与交渉を有利に進めるためには、まずキャリアコンサルタントとのカウンセリングにおいて、いかに事前に自分の希望を伝えておくかという点にかかってきます。転職希望者としては、カウンセリングの段階で、十分にキャリアコンサルタントに相談し、その際、企業研究や、業界における給与相場を確認しておくと、その後の面接時のアピールの的が絞りやすいといえるでしょう。すなわち、客観的に適正年収や給与相場を把握したうえで、面接時にプラスαのスキルなどをアピールすることができれば、キャリアカウンセリングが企業側担当者と給与交渉する際に、好印象をもたれやすいということができます。

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