●20代の場合●
まず、20代前半の場合、履歴書に書ける職歴があまり多くない場合が多いというのが現実でしょう。そのため、この場合のアピールポイントとしては、短い経験のなかで、どういった部署で、どのような仕事を任され、いかに取り組んだのか、それによって、どういった成果を出すことができたのかといった点を、具体的に示し、そのうえで明確なビジョンとともにキャリアプランを示すようにするとよいでしょう。また20代の転職で、採用担当者が気にするポイントとしては、またすぐに辞めてしまうのではないかという点にあります。この点については、明確なビジョンを示し、転職先でのキャリアプランをきちんと示せるようにすれば、採用担当者の心配を軽くすることができるでしょう。20代後半であっても、たとえば、異業種への転職など、未経験の分野への転職であるような場合、具体的な経験の明示はもちろんですが、今後のビジョンなど、ポテンシャル部分を評価してもらうようなアピールに力を入れるとよいでしょう。
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●30代の場合●
30代の転職の場合、ある程度、キャリアを積んでいるということが前提となるため、基本的には同業界、同職種の転職が基本と考えられます。すなわち、これまでの経験、スキルを生かせる職場を探すことが、着実な道ということができますが、その場合に注意したいのが、同業界、同職種での転職の場合、現職で勤続した方が、待遇面で有利な場合が多いということです。30代の転職の場合には、この点についても十分検討する必要があるでしょう。また、反対に、今までの経験を生かすという点からは、必ずしも従来の同業種に絞らなければならないということではありません。たとえば、業界における規制緩和が進み、事業の多角化が進む昨今、新規事業立ち上げに際して、その分野に通じた人材を探している他業種企業も多く、このような求人にフィットすれば、プロジェクトの責任者を任せられるなど、よりキャリアアップを目指せる機会はあるといえます。こうした業界動向などについて、みずからチェックすることも大切ですが、事情に通じたキャリアコンサルタントから情報を得るのも効果的といえるでしょう。
●40代の場合●
一般的に、35歳以上の場合は、マネジメント能力がなければ、転職は難しいというようなことがいわれます。すなわち、通常のポストでの求人は限られており、年収ダウンは避けられないというのが一般認識のようです。確かに、多くの企業で求人における年齢制限が設けられていますが、これはあくまでも目安であって、年齢制限40歳の場合にも、43歳の人が採用されるなど、絶対ではないといわれています。しかし、この場合、転職サイトを利用すると、条件検索の段階で、多くの案件がもれてしまう可能性があり、また、年齢的に有利ということはいえないため、プラスαのキャリアが必要ということができます。40代の場合には職歴として記入すべき項目も多く、アピールしやすいともいえますが、単に時系列的な羅列をするだけでは、決して採用担当者の目に留まることにはなりません。したがって、40代の転職は、まずキャリアコンサルティングが前提であると考えるべきでしょう。すなわち、過去のキャリアの棚卸しを人材紹介会社のキャリアコンサルタントのアドバイスのもとで徹底し、それによって、より効果的なキャリアアピールが可能となると考えるべきでしょう。